洗濯機で洗えないカーペットのお手入れに頭を悩ませることがありますね。普段は掃除機での清掃で済ませがちですが、根深い汚れが残っていることも。カーペットを徹底的に洗ってすっきりさせたい、そんな時に役立つ方法を紹介します。
洗濯機に入らないカーペットの洗浄法として、お風呂場での足踏み洗いや日常的に行う拭き掃除の技術、コインランドリーを利用した大型の洗浄、または重曹を使った洗浄方法、プロのハウスクリーニングサービスの利用などをおすすめします。
これらの方法を活用すれば、気になるカーペットの汚れをしっかりと除去し、清潔に保つことができるでしょう。ぜひお試しください。
洗濯機で洗えないカーペットの場合、お風呂場での踏み洗いが効果的
洗濯機で洗えないカーペットは定期的な拭き掃除がおすすめ
大きなカーペットは洗濯機に入らず、家族が毎日過ごす場所として使用されるため、皮脂や髪の毛、食べこぼしの汚れが付着しやすいです。掃除機では取り切れない汚れも多く、日々の清掃だけでは十分ではありません。
そんなカーペットを常に清潔に保つためには、日頃からの拭き掃除が効果的です。ここではその方法を説明します。
- まず、水に薄めた中性洗剤液に雑巾を浸し、しっかりと絞ります。カーペットに洗剤が過剰に付着しないよう、固めに絞ることが重要です。
- カーペットの毛並みに沿って丁寧に拭きます。
- その後は水で濡らし固く絞った雑巾で拭き取ります。
- ブラッシングして毛を起こします。
- 十分に乾燥させます。カーペットに水分が残ると、悪臭やカビの原因になるため、乾燥は特に注意が必要です。
コインランドリーを利用すれば、カーペットの洗濯が簡単
子供がいる家庭では、カーペットに飲み物やお菓子をこぼすことがよくあります。すぐに拭き取っても、時には臭いやシミが残ってしまうことがあります。そんなときは、コインランドリーでカーペットを洗うのが一つの解決策です。
コインランドリーで洗う際には、カーペットのサイズに適した洗濯機を選ぶ必要があります。すべてのコインランドリーが大容量の洗濯機を設置しているわけではないため、訪れる前に洗濯機のサイズを確認することが大切です。
3畳サイズ以下のカーペットは、15kgの小容量または中容量の洗濯機で洗うことが可能
一方、6畳サイズのカーペットは大容量の洗濯機を使用することをおすすめします。洗濯機のサイズによって料金が異なり、洗濯時間はどのサイズでも約30分から40分です。
カーペットが洗濯槽の約3分の2を占める場合、そのサイズが適切
カーペットが洗濯機の容量に対して大きすぎると、水の浸透が悪くなり、汚れの除去やすすぎが不十分になるリスクがあります。適切なサイズの洗濯機を選び、表示された金額を投入して洗濯を開始します。
洗濯後は、カーペットを乾燥機に移してしっかり乾燥させます。十分な乾燥を行わないと、不快な臭いが発生したり、カビが生じることがあるため、注意が必要です。また、一部の店舗では洗濯と乾燥が一体型の機械を設置している場合もあります。
カーペットを丸洗いできない場合でも、重曹を使えば簡単に綺麗にすることが可能。
特に裏面が糊付けされているタイプのカーペットは水洗いが適さないことがありますが、重曹なら天然素材で安全性が高く、小さな子供がいる家庭でも安心して使用できます。
- まず、カーペット全体に重曹を均等に振りかけ、数時間放置します。時間を置くことで、重曹が汚れや臭いを吸収します。効果を高めるために、就寝前に振りかけておき、翌朝掃除機で吸い取るのがおすすめです。
- また、重曹スプレーを作る方法もあります。霧吹きにぬるま湯200mlと重曹小さじ2を入れてよく混ぜます。これで手作りの重曹スプレーが完成し、カーペットだけでなく家中の清掃にも使用できます。スプレーした後は、固く絞ったタオルでカーペットを拭き取り、消臭効果を得ることができます。
洗濯機に入らない大きなカーペットの場合は、プロのクリーニング業者に依頼するのも一つの選択肢
洗濯機で洗えないカーペットは、プロのクリーニングサービスを利用すると良いでしょう。一般的なクリーニング店とハウスクリーニングサービスがあります。クリーニング店ではカーペットを洗浄後、返却してくれるのに対し、ハウスクリーニングでは専門スタッフが直接自宅に訪れてカーペットを清掃します。
料金体系はサービスによって異なるため、依頼前に見積もりを取ることをおすすめします。また、宅配クリーニングの場合、カーペットなどの大型アイテムを一時保管してくれるサービスを提供している業者もあるので、その点も事前に確認しておくと安心です。