雨上がりの潮干狩り、実はチャンス?少人数で狙える穴場の楽しみ方と注意点
潮干狩りといえば、晴れた日のレジャーというイメージがありますよね。
でも実は、「雨上がり」は意外と狙い目なタイミングでもあるんです。
この記事では、雨上がりの潮干狩りがなぜおすすめなのか、どんな点に注意すればいいのかを、実際に楽しむためのコツと一緒にご紹介します!
雨上がりでも潮干狩りはできる?
結論:できる!ただし注意点あり
雨が止んだあとの潮干狩りは「できるけど少し準備が必要」というのが結論です。
空が晴れていても、地面はまだ濡れている可能性が高いため、通常時と同じ装備では不安が残ります。ただし、天候が回復しており、干潮の時間帯と合致していれば、しっかりと潮が引いて十分に楽しむことができるコンディションになります。
潮の動きはむしろ穏やかになることも
雨が降った直後は、気圧が上昇に転じるタイミングでもあり、気象条件によっては海の状況が落ち着いてくることがあります。
風が弱く波が立ちにくくなることで、かえって採取しやすい環境になることも。干潮とタイミングが合えば、海岸線が広がり、貝を探しやすくなる可能性が高いです。
海水の濁りや足場のぬかるみには注意
とはいえ、雨によって砂泥が混ざった海水は濁りが出やすく、視界が悪くなる場合もあります。
また、干潟の地面が水分を含んでぬかるみやすくなるため、足を取られやすい状態になることも。そのため、滑りにくい靴や長靴の着用、安定した動きやすい服装が重要になります。
特に小さな子どもと一緒に行く場合は、事前に地面の状態を確認しておくと安心です。
雨上がりの潮干狩りが“ねらい目”な理由
人が少ない=穴場化しやすい!
多くの人は天気予報で雨マークがつくと、外出を控えたり予定を変更したりする傾向があります。
そのため、雨上がりの晴れ間を狙って潮干狩りに行くと、週末でも混雑しにくく、のびのびと楽しむことができます。特に人気の高い潮干狩り場でも、人の数が少ないことで広々と使えたり、じっくり腰を据えて貝を探せるというメリットがあります。
前日が雨だと海底がかき混ぜられて貝が浮きやすい?
雨による水流や泥のかく乱によって、砂の中に潜っていた貝が浮き上がりやすくなることがあります。
場所によっては、水位が下がることで通常よりも採りやすくなることも。さらに、他の人が少ない分、採り尽くされていないエリアに出会える可能性もあるため、「雨のあとは逆に採れ高が良かった!」という体験談も少なくありません。
日差しが弱くて快適に過ごせる
潮干狩りの天敵といえば、直射日光による日焼けや暑さによる疲労。雨上がりの曇り空であれば、日差しが和らいで熱中症のリスクも下がります。
また、海辺特有の風が心地よく感じられ、長時間いても過ごしやすいのが嬉しいポイント。家族連れや初心者にも安心して楽しめる環境になります。
このあとは、雨上がりに潮干狩りを楽しむときの装備や注意点を紹介していきます!
雨上がりに潮干狩りを楽しむための装備と注意点
項目 | 内容 |
---|---|
靴 | 長靴やマリンシューズなど、滑りにくく足を保護できるものを選びましょう。靴下を重ねて履いたり、砂が入りにくいタイプがおすすめです。 |
服装 | ナイロン製のパンツ、レインウェア、重ね着できる服を選び、濡れたり汚れたりしても安心な格好で。帰りの着替え・タオルも必須です。 |
手の保護 | 軍手やゴム手袋で手を守りましょう。滑って手をついた際のケガ予防にも効果的です。 |
体のケア | 長時間かがむ姿勢は腰に負担がかかるため、こまめな休憩や姿勢の変更を意識しましょう。 |
天候・潮の確認 | 潮見表や天気予報を事前にチェック。スマホのアプリで潮の動きや風の強さもこまめに確認しましょう。 |
足場が悪いので長靴・滑りにくい靴が必須
雨が降ったあとの浜辺や干潟は、砂や泥に水分が多く含まれており、足を取られやすく非常に滑りやすい状況です。
普通のスニーカーやサンダルでは足元が安定せず、転倒のリスクが高まります。そのため、滑り止めがしっかりついた長靴や、足にしっかりフィットするマリンシューズなど、濡れても安心かつグリップの強い靴を選ぶことが大切です。靴下を二重に履く、靴の中に砂が入りにくいタイプを選ぶなど、細かい工夫も効果的です。
服装は汚れてもいいもの+着替えも用意
雨上がりの地面は想像以上にぬかるんでいることが多く、泥はねや水たまりで服が汚れることは避けられません。そのため、最初から汚れても気にならない服装を選ぶのが基本。
ナイロン製のパンツやレインジャケットなどが便利です。また、予想以上に濡れたり、風が強くて寒く感じることもあるので、体温調整できるような重ね着やウィンドブレーカーもあると安心。帰りの着替え、タオル、予備の靴下なども必須アイテムとして準備しておきましょう。
転倒や貝の殻によるケガに注意
雨の影響で視界が悪くなり、足元の障害物や貝の殻に気づかずケガをすることもあります。特に滑った拍子に手をついた際に、鋭利な貝殻で手を切ってしまうこともあるため、軍手や厚手のゴム手袋を着用するのがおすすめです。
また、夢中になって腰をかがめたまま長時間作業をすることで腰を痛める人も少なくないので、時々姿勢を変えたり休憩を入れることも大切です。
潮の時間と天気予報の事前チェックを忘れずに
雨が止んで晴れ間が見えていても、海のコンディションは常に変化しています。潮干狩りは潮の引く時間帯が最大のチャンスとなるため、必ず潮見表を事前に確認し、干潮のタイミングを狙って行動することが基本です。
また、風の強さや波の高さ、再び雨が降る可能性があるかも天気予報でしっかり確認を。スマートフォンで潮汐アプリや天気アプリを活用して、現地での安全確認もこまめに行いましょう。
雨上がりでも楽しめる!潮干狩りのコツまとめ
- 雨上がりは人が少なく、ゆったりと貝探しができる
- 干潮時間と重なれば、通常通りしっかり潮が引く
- 曇り空や涼しさが、快適な潮干狩り日和になることも
しっかり準備をして、足元や天候に注意すれば、雨の翌日でも潮干狩りは十分に楽しめます。むしろ静かに集中できるチャンスになるかも?
天気が回復したタイミングを狙って、穴場の潮干狩りを楽しんでみてくださいね!